恋と性の境目で揺れる「お願い」のかたち。寝取られの性欲にある寂しさと。

晩御飯のおすそわけサークル名はFLAT
作品名は「晩御飯のおすそわけ」。サークル名はFLAT。
ほんの少し壊したくなる寝取られの夜があります
恋人がいて毎日同じようにごはんを食べて歯を磨いて、おやすみって言い合える関係。そんな日々が愛おしいのは確かだけれど、ふとした瞬間に「違う物語に触れてみたい」と思ってしまうことはありませんか?
たとえば恋人に「他の人と一度だけそういうことをしてきて」と頼んでみたらどうなるのか。きっと取り返しがつかなくなる。そう思いながらも、その背徳の香りに抗えない夜が私にはあります。
『晩御飯のおすそわけ』という作品は、まさにそんな想像を優しくでも確実に揺さぶってくれました。
わたしの好きな「お願い」の形
本作は、恋人である「ユウ君」に、他の女性との関係をあえてお願いする「私(紗月)」の心情から始まります。「キスはだめ」それだけは守ってねと伝えて、彼を送り出す。その姿は清楚で健気で、でもどこか欲望に素直な女の子です。
プレイとして描かれているのは、
- てのひらでやさしく導く愛撫(手コキ)
- 口づけを交わさないままの深い愛撫(フェラチオ)
- 胸元に包まれる優しい焦らし(パイズリ)
- 指先が触れただけでふるえる乳首責め
- 彼女ではない誰かと重なる騎乗位
キスはだめ。でも、身体は触れてもいい。そんな線引きに、女性としての複雑な欲と矛盾がにじみ出ていて、私は観ながらずっと胸がざわついていました。
ノーハンドでの射精という夢
個人的にもっとも印象的だったのは、いわゆる「ノーハンド」でのフィニッシュ。それはわたしにとって密かな夢でもあります。
乳首をいじるだけで、相手の頂点を引き出す。その瞬間「女」としての力が証明されるような、そんな気持ちになってしまうんです。
この作品では、そんな夢のようなシーンがとても自然に静かに描かれていて、それが逆にリアルでムズムズとしちゃいました。
エロきゅんとなった「キスはだめ」と「包茎への手コキシーンは神絵」
完全には奪われない。キスを許さない線引きがその感情をより甘美に、そして切なくしてくれているように思いました。
また包茎彼氏のおちんちんがショタっぽくてかわいい。包茎だからできる手コキは、女の子にとっても学習になっちゃいます。
まさに包茎手コキの神絵。
今度、包茎くんに試したくなる手コキテクニックです。
